2024年8月度の感想を表示します。
日 付:2024-08-24 |
投稿者:武智三成 |
句:夕陽飲み込む群青の海 美代 | |
今晩は❗️短句の第一位に輝やかれた美代さんの句に凄い郷愁をおぼえました。山の生まれですが伊予灘も持っています。無人駅のホームのすぐ前が海です。故郷の海です。群青の海が夕日に暮れてゆくシ―ンは感動です。もう一度見たい❗️
でも帰れない。まぶたに催促してみましよう。ありがとうございました❗️心平太さんありがとうございました。三成 |
日 付:2024-08-24 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:夕陽飲み込む群青の海 美代 | |
こういう感想を頂くと、天守閣をやっていて良かったと
思えます。三成さんありがとうございます。 三成さんは八月十五日に卒寿を迎えられました。 この句がささやかなバースデイプレゼントになれば 幸いです。 感想を読んでから改めて 夕日飲みこむ群青の海 と口ずさむと懐かしい風景が目の前に浮かびます。 好きな短句がまたひとつ増えました。 |
日 付:2024-08-24 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:被爆した母のいのちを吸う赤子 平川柳 | |
平川柳さんから私が五客に選んだこの句について
以下のようなメールを頂いたのでご紹介します。 「この句は、鉄の造形作家として知られる武田美通(たけだ・よしとう)の「戦死者たちからのメッセージ」と題する鉄の造形作品「残された数秒の母子のいのち」と題された作品を見て使った「イメージ吟」です。 この鉄の造形作品は2003年5月に作られたものです。母の乳首に吸い付く赤子をいとおしげに見おろす母親の手には日本軍の手りゅう弾が握られています。すでに安全ピンは抜かれています。この4秒後には、爆発して母子の肉片は飛び散り、消えてなくなります。戦火に追いつめられた母子が日本軍から渡されて手りゅう弾で自決するその瞬間を描いたものです。サイパン島や、沖縄などで多く見られた光景です。 この武田美通の鉄の造形作品には、戦争に対する作者の強い「想い」が表現が表現されて、深い感動を覚えました。それを「平和・反戦川柳」として表現した川柳です。」 とのことです。寡聞にして武田美通氏のことは知りませんでしたが、句から「沖縄戦やバンザイクリフ」のイメージを思い浮かべたのは間違っていなかったようです。 |