2025年7月度の感想を表示します。
日 付:2025-07-25 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:レコードの針飛ぶような老いた母 浜脇蓬生 | |
レコードというノスタルジックな媒体を使って、記憶や会話の途切れ、繰り返される独白など老いた母の時間感覚や思考の流れを、深い愛情とちょっぴり切なさを込めて詠まれています。読み手の心をそっと揺らす句ですね。
|
日 付:2025-07-25 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:引き算が激しくなっていく老後 山野寿之 | |
静かな言い回しの中に、深い実感と人生観が込められた句です。
体力、記憶、仲間、役割、夢、時間……老いて失っていくものを「引き算」という一語に集約し、たった一行で老後の本質に迫る句になっているのが凄いですね。 |
日 付:2025-07-25 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:百歳で逢う約束の九年後 武智三成 | |
「その時私はまだ生きているだろうか」「その人は今も元気だろうか」
老いと命の不確かさ、そして希望と覚悟が 含まれていて、これからの1日、1月1年を 生きる「激しさ」が詠まれています。 たった17音でそれを表現されたのが見事。 |
日 付:2025-07-25 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:5個の眼球ゆかい万博 浜知子 | |
万博のマスコット「ミャクミャク」の多眼的な異形ビジュアルを思わせます。
もしくは、「見られている社会」「監視」「注目の集中」などを象徴する“眼球”の過剰さとも読めます。 ユニークであることと、奇怪であることの境界線を問いかける視覚的メタファーの句ですね。 こういう句がお出来になる感覚が凄いと思いました。 |
日 付:2025-07-25 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:よだかの星にユニークな鳥 蔵内歳重 | |
宮沢賢治の童話『よだかの星』ですね。
いじめられた鳥が、自己犠牲の末に星になるという哀しい童話を 「ユニーク」という語を使って14音にまとめることで、 観念・象徴の句として成り立たせ懐の深い句になっています。良い句ですね。 |
日 付:2025-07-25 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:いたちキュウリの最後の知らせ 三枝なな | |
「いたちキュウリ」とは、
「イタチが食べかじったキュウリ」「イタチが落としたキュウリ」「イタチに似た形のキュウリ」などいろいろ取れます、 続く「最後の知らせ」は故人が残していった“形見”や“便り”のようでもあり、ユーモラスでシュールな印象ながら、奥には“死”や“別れ”といった人生の終わりをにおわせます。 「いたちキュウリ」というどこか滑稽なものに託された“最後”という重い言葉。この取り合わせがユニークです! |
日 付:2025-07-28 |
投稿者:武智三成 |
句:ス―パ―に備蓄米ある嫁メ―ル 武智三成 | |
戦後を除いて米不足を経験したのはこの度で二度目である。同じ米屋でこの度は不手際が起きた。注文に返事がない。等々業を煮してス―パ―で高い米を買う。米屋に何があったかはしらないが再三の電話も不通、到頭ス―パ―で高い米を買う❗️のちのち電話で注文をというから何でほったらかしにしたか問う。不問である。備蓄米2kg2度ス―パ―で買った。それほど違和感はなぃ。只他のス―パ―もなんと無く高止まりの米価で政治がどう動くのか注目している❗️人心を動かした農相に評価をしている。カルホルニア米タイ米入り乱れるが郷の田圃は人手不足‚矮小農地等々政治が揉めている時ではない。一老人
|
日 付:2025-07-28 |
投稿者:武智三成 |
句:ス―パ―に備蓄米ある嫁メ―ル 武智三成 | |
戦後を除いて米不足を経験したのはこの度で二度目である。同じ米屋でこの度は不手際が起きた。注文に返事がない。等々業を煮してス―パ―で高い米を買う。米屋に何があったかはしらないが再三の電話も不通、到頭ス―パ―で高い米を買う❗️のちのち電話で注文をというから何でほったらかしにしたか問う。不問である。備蓄米2kg2度ス―パ―で買った。それほど違和感はなぃ。只他のス―パ―もなんと無く高止まりの米価で政治がどう動くのか注目している❗️人心を動かした農相に評価をしている。カルホルニア米タイ米入り乱れるが郷の田圃は人手不足‚矮小農地等々政治が揉めている時ではない。一老人
|
日 付:2025-07-28 |
投稿者:武智三成 |
句:ス―パ―に備蓄米ある嫁メ―ル 武智三成 | |
戦後を除いて米不足を経験したのはこの度で二度目である。同じ米屋でこの度は不手際が起きた。注文に返事がない。等々業を煮してス―パ―で高い米を買う。米屋に何があったかはしらないが再三の電話も不通、到頭ス―パ―で高い米を買う❗️のちのち電話で注文をというから何でほったらかしにしたか問う。不問である。備蓄米2kg2度ス―パ―で買った。それほど違和感はなぃ。只他のス―パ―もなんと無く高止まりの米価で政治がどう動くのか注目している❗️人心を動かした農相に評価をしている。カルホルニア米タイ米入り乱れるが郷の田圃は人手不足‚矮小農地等々政治が揉めている時ではない。一老人
|
日 付:2025-08-17 |
投稿者:千里同風 |
句:夢と聞かれて明日と答える 春田敏晴 | |
夢と明日の対比がすばらしい
|
日 付:2025-08-17 |
投稿者:春田敏晴 |
句:夢と聞かれて明日と答える 春田敏晴 | |
千里同風さん。ありがとうございます。初めて見るお名前ですね。
この歳になると、「今朝も目が覚めた。ただその事が嬉しい。」 とタレントの誰かが言ってました。誠にその通りで、今日の夢は 明日も一日があること、という心境を詠みました。 |