2024年3月度の感想を表示します。
日 付:2024-03-24 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:春よ来い三寒四温の焦らし雨 佐野正邦 | |
久しく忘れていた松任谷由実の「春よ来い」を
思い出し早速youtubeで探して聞いてみた。 「瞼閉じればそこに 愛をくれし君の なつかしき声がする」 のが聞こえて来た。 |
日 付:2024-03-24 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:年寄りの傘から杖に雨上がり 山野寿之 | |
私が済んでいる滋賀県大津は雨が多い。
冬場は日に一回は雨が降ると思えるくらいで、 腰痛のリハビリのため日に一時間は歩かなければ ならない私は、雨が止むとまさにこの句のとおり 杖をついて歩きに出かける。実感句である。 |
日 付:2024-03-24 |
投稿者:真鍋心平太 |
句:二十億光年前の君と逢う 平川柳 | |
この句を見て半世紀前に読んだ光瀬龍の「百億の昼と
千億の夜」を思い出した。神や生きることの意味を 追求した壮大なSF小説で、内容はすっかり忘れて しまったが、社会の波に翻弄され自分を失いかけて いた私に若いころの純粋な気持ちを思い出せてくれ 深い感銘を受けたことだけを覚えている。 今読んでみたらどうなのかもう一度読んでみたい。 |
日 付:2024-03-25 |
投稿者:波部珀兎 |
句:酒を卒業出来ず留年 岡野とら丸 | |
お酒は程良い量を飲むのならOKだが体質もあり飲み過ぎで身体を壊す事もあるのでお酒好きはご家族に止められたりと中々持続も大変である。
実は私も"卒業"のこの短句でお酒を卒業の事を詠ったが入選は無理だった。 失礼乍ら着眼は似ていたがお酒をやめられないので留年と言う表現力!17文字の短さで私には全く思い付かなく流石だなぁととても魅力に感じた。互選で選ばせて貰った句だ。 |
日 付:2024-03-25 |
投稿者:波部珀兎 |
句:鍍金剥がれて紳士卒業 青鬼堂一宇 | |
今の時代はハラスメントも沢山の種類がありそのような行いをすれば内容によって、罰を受けたり職場なら辞めさせられたりと問題になる昨今である。この句は簡単に例えたら、平素職場で一目置かれ仕事も出来て真面目で格好いい紳士が…飲み会等で酔っぱらい過ぎてか?醜態を晒してしまった。日頃見せた事のない内に潜んでいた野蛮さガサツさが無礼にも出てしまった…
もしかしたら退職したから自ら今迄の紳士振りを卒業したのかも知れない。 普段紳士的なのに飲んだら面白い人なら良いのだが、メッキが剥がれたのでそこそこなのでしょう(笑)私はこの句がとても面白く良いと思う。 |
日 付:2024-03-25 |
投稿者:波部珀兎 |
句:今日学び舎を我ら飛び立つ 久世高鷲 | |
小学校なら6年間、中学高校なら3年間長い期間毎日通い学んで友達同士とでも沢山の思い出多き学び舎を卒業した後に皆色々な方向へ羽ばたいて行く
希望に満ち前向きに 将来へ向かって行くさま…好きな一句だ。 |
日 付:2024-03-25 |
投稿者:波部珀兎 |
句:酒を卒業出来ず留年 岡野とら丸 | |
川柳短句17文字と書いてしまいました。7,7の14文字でした。間違いです。ごめんなさい。
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日 付:2024-03-25 |
投稿者:岩原一角 |
句:酒を卒業出来ず留年 岡野とら丸 | |
また留年かと思いきや、大学当局から「貴様
をこのまま置くと大学が乗っ取られるから卒業させる、ありがたく思え」といわれたことを思い出しました。 |
日 付:2024-03-25 |
投稿者:青鬼堂一宇 |
句:旅まわりジェルソミーナの白い道 平川柳 | |
フェリーニの「道」。ザンパノのアンソニークイン、ジェルソミーナのジュリエッタマシーナ。ニーノロータの主題曲が素晴らしい。この映画を最初に見た時は、何とザンパノは酷い男だ、反面ジェルソミーナは何と可哀想な女だと思った。しかし何度か見るうちに、ザンパノはあれで幸せだったのか、ジェルソミーナは不幸だったのか。最後の場面でザンパノが海辺でジェルソミーナを失って号泣する場面があるが、「ざまあみろ」と言ってやればいいのか、「気の毒に」と言えばいいのか、はたまたもっと他に的確な言葉があるのか…。ニーノロータの哀愁染みるメロディは今もその思いと共に心に残る。何回も見たくなる映画のひとつである。そのジェルソミーナを詠みこまれたのは流石と感服致しました。目を瞑ると「道」に雪が積もって白く続いている、そんな場面を思わせる名句であります。
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日 付:2024-03-25 |
投稿者:青鬼堂一宇 |
句:鍍金剥がれて紳士卒業 青鬼堂一宇 | |
波部伯兎様有り難うございます。私も若い頃は飲んでは醜態を何度も晒した一人です。鍍金が剥がれるのは酒の上だけではありません。知ったかぶりの付け焼き刃の知識がボロボロと剥がれ落ちる人も居ました。人間はメッキのないのが一番です。今は年老いてメッキは必要無くなり成程のロートルを心掛けている今日この頃です。有り難うございました。
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日 付:2024-03-26 |
投稿者:青鬼堂一宇 |
句:鍍金剥がれて紳士卒業 青鬼堂一宇 | |
波部様、珀の字を間違っていました。大変申し訳けありません。正しくは「琥珀」の珀ですね。間違いを発見出来て良かったです。此のままでしたらずっと失礼になるところでした。私短句の一句は回文で作っています。今回は没になりましたがお題の中に意味を詠み込むのはなかなか難しいです。
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日 付:2024-03-26 |
投稿者:波部珀兎 |
句:鍍金剥がれて紳士卒業 青鬼堂一宇 | |
一宇さんありがとうございます。
伯でも珀でも通じるので大丈夫でしたのに(笑) 一応仰る通り"琥珀"の珀で珀兎にしています。 ご丁寧にありがとうございます。 若気の至りで羽目を外した事も今となればちょっと恥ずかしくなる思い出ですね。川柳なら少々の字余りも許されるけれど川柳短句は14文字で切れが大事だから難しいですよね。川柳も短句もこれからも楽しみにしています。私も頑張りますね。 |
日 付:2024-03-29 |
投稿者:青鬼堂一宇 |
句:二十億光年前の君と逢う 平川柳 | |
何とスケールの大きい句なのでしょう。私は新田次郎の「永遠のためいき」を思い出しました。「星のまたたき(シンチレーション)は星のためいき、地球があるかぎり星は永遠にためいきをつづける。」今私逹の見ている星の光はもう既に何億光年も昔に消滅した星の光なのですね。私も「星シンチ」を詠みましたけど没でした。(笑)
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日 付:2024-03-29 |
投稿者:青鬼堂一宇 |
句:二十億光年前の君と逢う 平川柳 | |
何とスケールの大きい句なのでしょう。私は新田次郎の「永遠のためいき」を思い出しました。「星のまたたき(シンチレーション)は星のためいき、地球があるかぎり星は永遠にためいきをつづける。」今私逹の見ている星の光はもう既に何億光年も昔に消滅した星の光なのですね。私も「星シンチ」を詠みましたけど没でした。(笑)
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日 付:2024-03-29 |
投稿者:青鬼堂一宇 |
句:二十億光年前の君と逢う 平川柳 | |
前の私の感想の後ろの方は間違いです。何億年も昔では無いです。申し訳ありませんでした。
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